薬剤師派遣の求人サイトを選ぶポイント



以前は「派遣」というとデスクワークのイメージが強かったものですが、近年、派遣は多くの業界において活用されており、医療業界もそのひとつです。そして薬剤師にももちろん「派遣薬剤師」が存在します。

薬剤師の資格を持っているけれど、結婚や出産、介護など、様々な事情で仕事を辞めている方が「仕事復帰したい」と思ったとき「正社員で続けられるだろうか」「ブランクがあるけど大丈夫?」と不安に思うものです。 そのような場合にもおすすめしたいのが「派遣薬剤師」という働き方です。派遣薬剤師としての働き方にどのようなメリット、デメリットがあるのかをまとめます。

まず第一のメリットとして、時給単価の高さが挙げられます。派遣には「即戦力」となるスキルが期待されているため、アルバイト薬剤師求人やパートに比べ、高い時給設定となっているのです。自身の都合に合わせた時間でしっかりと働けるのもメリットですね。限られた勤務時間で稼ぎたい方、家計の一部としたい主婦や子育て中の方に、特にありがたいメリットです。
夜勤専従看護師の求人について

人手不足の傾向にある薬剤師の求人では、長期予定での採用が多いようです。したがって雇用保険の適用や年金・健康保険加入など、福利厚生面でも、しっかりとした対応が期待できます。 一方でデメリットを考えてみると、長期雇用が多いとはいえ、正社員ほどの「安定性」は期待できません。派遣薬剤師には必ず「契約更新」があります。

もしかしたら、薬局の都合や相性で、わずか3ヶ月の勤務で契約終了=解雇となってしまう可能性がないわけではなく、更新し続けたとしても、いつ契約が終了してもおかしくない状況に変わりはありません。 薬剤師求人は売り手市場のため、契約が終了すればまたすぐにほかの派遣先を紹介される可能性は高いものの、自分の意志とは無関係に職場を変わらなければならないのは残念なものです。

また、派遣薬剤師には「ボーナス」はありません。毎月の収入では正社員にも引けを取らないかもしれませんが、ボーナス分がないため、年収としてはある程度抑えられてしまいます。 このような特徴がある派遣薬剤師ですが、派遣登録を行う前にもう一点知っておきたいのが、「派遣登録先の見極め」です。

派遣薬剤師のお給料の支払い元は派遣会社となります。そのため派遣薬剤師は、派遣先よりもむしろ雇用先(派遣会社)の信頼性を重視する必要があるのです。 いくら派遣先からお給料が支払われていたとしても、派遣会社に、最悪の場合倒産などのトラブルがあれば、お給料を受け取ることは出来ません。

また、あってはならないことですが、中には派遣社員の給与から各種保険料を天引きしておきながら、その金額を納付せずに着服してしまう、という派遣会社が実在するそうです。 このようなリスクから見ても、派遣薬剤師の登録先は、ある程度信用のある大手企業を選んだほうが安心できることは確かなようです。不安な方には、上記でご紹介している薬剤師専門派遣会社をおすすめします。

薬剤師の製薬会社以外の企業への転職

製薬会社ではな、そのほかの一般企業で「薬剤師」としての求人はあるのでしょうか。結論を書くと、あるといえます。もちろん、薬局でも病院でもないので、直接、薬を調剤したりすることはありません。

しかし、製薬会社ではなくても、薬品を取り扱う会社はありますので、そういった会社では、品質管理の責任者などで薬剤師を募集しているところがあります。法的に決められた責任者のほかにも、注意深く薬品類を取り扱うことが必要な場面では、薬剤師の資格は歓迎されます。

一般企業といっても、全く薬品と関係ないところでは、薬剤師のニーズはあまりないのかもしれませんが、治験会社や化粧品会社、食品会社などでは、薬剤の知識があるほうが好ましいので、ニーズとして存在します。

日本の会社の場合、どうしても文系優位的な風土がありますが、やはり専門的に開発を行うためには、理系の知識は不可欠ですし、そのため専門的な意見も求められることが多くあります。また、製薬会社以外でも、薬を取り扱うような場合もあります。

例えば、治験会社での例を考えてみましょう。治験とは、ある薬を承認するにあたって、副作用がどう出るかなどを事前に調べることで、ボランティアを募って治験薬を投薬します。重大な副作用は出ないという前提ですが、何があるかわかりませんので、ボランティアといっても有償で、それもかなり高額(数万~数十万)のこともあります。

薬剤師は、治験会社で、「治験コーディネーター」として、ボランティアの被験者に接します。十分に、薬の内容や、もしものときの副作用やその時の対応などについて説明します。世に出ていない薬なのですから、その説明責任は重大なものになります。

これは、専門的知識を有しない人ではとうていできない内容です。治験コーディネーターは、薬剤師だけではなく、看護師、臨床検査技師など医療系の有資格者が多く、コミュニケーションを取りながら、チームで仕事を行っていく必要があります。

他業種やさまざまな資格の人たちと一緒に仕事をしていくのが、このような企業での役割になります。たいへんな一面もありますが、それだけやりがいも大きいと思います。転職の選択肢の1つにこのような企業を考えてもよいのではないでしょうか。

薬剤師の転職情報の集め方

薬剤師が転職を目指すにあたって、その求人情報を集めるためにはいくつかの方法あります。目指す勤務場所や、勤務体系によってそれらは異なってきますが、ここでは、わかりやすく概略を記していきます。

まず挙げられるのが、病院や薬局から直接求人情報を得るということです。それまでの人脈を生かして、実際に働いている人から情報を得るので、確実ですし、信頼を得ているのであれば、転職もしやすくなります。あなたの人となりをわかっている人たちの中で働くことができれば、非常にやりやすく充実したものになるのではないでしょうか。

さらにハローワークに掲載されている求人に応募するという方法もあります。ただし、ハローワークは営業時間が決まっていいて、優良な求人は、どちらかといえば、転職サイトに流れる傾向があるようです。

ただ、窓口では、専門の担当者が親身になって相談に乗ってくれますので、実際に求人に応募するかどうかはともかく、話をしてみるのもいいでしょう。なお、離職した場合は、ハローワークでの手続きが必要になるのは、ほかの職種の場合と同じです。

最後に、転職サイトやネット上の掲示板から情報を得るという方法があります。通常の転職サイトに加えて、最近は多くの薬剤師専門の転職情報サイトがあり、リアルタイムに情報は更新され、求人内容や勤務体系、報酬や労働条件などが一目してわかる状態になっていますので、ご自身の求める条件を簡単に検索することが可能です。

人気の転職サイトなどもあり、そうしたところには優良な求人がたくさんあるということです。

また、転職情報サイトでは、さまざまな転職支援サービスが受けられることで人気となっています。そのひとつが転職エージェントの活用です。エージェントが自分の持っている案件の中から、その人に見合った求人を紹介し、応募や選考の調整までやってもらえます。

履歴書も一度登録すれば、それを使って、エージェントのほうで応募してくれるので、負担も軽減できます。思わぬ「ハイクラス求人」がある場合もあり、エージェントの人と信頼関係を築くことができれば、大きなステップアップが可能です。相談、登録などはすべて無料なので、とりあえず登録をするというのでもいいと思います。

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